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2010年11月30日(火)更新

脳みそが汗かいてる感じ・・・?

皆さん、こんにちは!

昨夜は、名古屋で開催されました愛知中小企業家同友会の
経営戦略基礎講座に参加しました。
3回連続の講座なのですが、第1回目は急な仕事で参加できず
今回が初参加となりました。しかも、開始ぎりぎりに間に合って。

講師は、三重大学人文学部法律経済学科の青木雅生先生でした。
人文学部法律経済学科と伺っただけで、アレルギーを起こしそうでした。

ところが、昨夜のお話は、目からうろこが数えきれないくらい落ちて
久々に聞いている途中で、「なるほど、こういうことだったのか。」
という気づきと学びをたくさんいただきました。

先週の金曜日、土曜日に、事例報告させていただいた際にも
「こんなふうに、説明していたら、聞いていただいた方に、もっと理解いただけたのに・・・」と
何度も思いながら、レジュメにあるから書かなくてもいいですよと言われても
必死でメモしていました。いやぁ~、久々に興奮しましたし
知識欲が満たされ、とっても充実感に包まれた勉強会でした。

前置きが長くなりましたが、内容を少しお話しますと・・・。
今回は、経営戦略立案までプロセスの中で
自社の事業ドメインを明確にすることから
SWOT分析により、いろいろな要因を自社の有利な方向に導き
自社の強みを明確にして、全社的に戦略・戦術を社内外に浸透させていく
方法についてのお話を詳しく、伺いました。

以下、特に響いた言葉をご紹介します。

・経営戦略の立案とは、自社の現状と理念に掲げた”ありたい姿”との
 ギャップを埋めることである。
・自社の事業ドメインを考える際には、「自社は今どのような事業を
 行っており、今後どのような事業を行おうとしているのか。」を考える。
 自社の戦術として、何を実行して、何を辞めるのを明確にすることが大切だ。
・事業ドメインを考える際には、現在や未来だけでなく、過去に先代が
 やってきたことの歴史を整理し、歴史に学ぶことも大切である。
・事業を多角化する際には、横展開する方法と深耕する方法がある。
・自社のやるべきこと、やりたいこと、やれることが一致する部分が
 自社の存在意義となる。
・経営者は、社員をパートナーと位置づけ、信頼し、任せることが大切。
 優れた経営者になるには、人を活用する天才になることだ。
・戦略を考えるとき、「もうかる事業」を考えるのか、「他社との差別化」
 を考えるのか、「利益が出る体質」を考えるのかを組み合わせて考える
 ことが大切である。
・競合他社分析は、相手を知ることで、己を客観的に分析することがポイントである。

一つひとつは、以前から伺っていることですが
2時間半の間に、これだけ濃い授業を受けたのは初めてです。
とっても充実した時間でした。次回3回目が楽しみです。

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