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2009年07月01日(水)更新

8時間労働を守ること・・・

皆さん、こんにちは!

昨日は、地元の労働基準監督署の
抜き打ち検査がありました。
数年に一度ですが、こうして突然みえて
労働条件、労働環境を調査されます。

昨年から、労働安全には力を入れて
活動してきたおかげで
工場内も、きれいに整理整頓されていて
良い環境だとお褒めの言葉をいただきました。

工場見学を終えて
2階の応接間でお話していた時のことです。
タイムカードをご覧になりながら
「最近は、残業も無く、きちんと8時間の労働時間が守られていますね。」
「理想的です。」「これからもこれを維持できるようにお願いします。」
とおっしゃいました。

労働基準監督署には
きちんと36協定書も届けてあります。
残業をしなければ、従業員さんの暮らしは守れないんです。

また、こんな話もされました。
「市内を回ってますが、3件に1件は、営業してないんですよ。」
「不景気ですね。」・・・・・。

すべては、監督署の方がおっしゃるとおりです。
従業員さんの健康を守るため
8時間で、きちんとした売上げが確保でき
従業員の皆さんの安定した暮らしを保証するのが
経営者の役目です。

でも、現実はあまりに厳しい。

従業員の皆さんに一生懸命働いていただいても
時間当たりの加工単価は下落する一方で
リーマンショック以前の半値近くまでになっている仕事もあります。
それ以前の問題として、腹いっぱいになるだけの仕事もないのです。

このまま、謂れ無きコストダウンが続けば
景気が上向いて仕事が増えても
暮らしは一向に良くなりません。

ぼやいていても、何も変わらないのはわかっています。
一日も早く大企業と対等にお取引ができる
お客様にきちんと存在価値を認めていただける企業になります。

今日は、マイナスなお話をしましたが
悔しさをバネにして、頑張ることは必要です。
だから、今日の悔しさは、絶対に忘れません。

焦ってもどうなるものでもありません。
少しずつ、一歩ずつ
売り手よし、買い手よし、世間よしを実践します。
WINーWINの関係を築くことが
どんなお客様とも対等にお付き合いいただくための
最も近道なのでしょうか。

 アルミの高精度部品加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!
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