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2009年06月13日(土)更新

社長はスーパーマン?

皆さん、こんにちは!
今日は事務局さんのお題にお答えします。

今週(6月12日ー18日)のお題
■「これだけは苦手」なことを教えてください■


お題の”これだけは、苦手”も
自分にとっては、これだけが得意と
していただいたほうがよいほど、苦手だらけの人間です。

さて、お題に対するお答えですが
「人前で話すのが苦手」
「リーダーシップをとるのが苦手」
「実は照れくさくて、社員を誉めるのが苦手」
の三つについてお話します。
少し長くなりますが、お付き合いください。

まず、「人前で話すのが苦手」という点については
ほんの5年ほど前までは、10数人の従業員さんの前で
お話するくらいの経験しかなく、会議所の会合で数十人の前で
2,3分の話をするだけでも、緊張して思うことが言えない状態でした。

ところが、中小企業家同友会という異業種交流会に参加するようになって
毎回のように、自分の意見をその場でまとめ、3分程度でお話しすることを
繰り返すうちに、だんだんと人前で話すことに慣れてきました。
今では時々、1時間から2時間程度の講演依頼もいただき
お話させていただいております。何事も慣れですね。

二番目の「リーダーシップをとるのが苦手」についてですが
これは、経営者にとっては致命的な欠点のように見えますが
これも徐々に学習していくことで、どうすれば全体をまとめられるかを
体得していけばよいと思います。

ぐいくいと引っ張るカリスマ性が無くても
自らの想いを繰り返し伝えることで
社内には徐々に自分の考えが浸透していくものだと思います。
ただし、優柔不断はいけませんね。

最後に、「実は照れくさくて、社員を誉めるのが苦手」についてです。
私は、照れくさい、慣れてないからぎこちなかったということがありましたが
それよりも、自分が先代の社長、つまり父から誉められたことがなかったので
どのタイミングで、何を、どのように誉めたらよいのかについて
全く知識も経験もなかったわけです。

これではいけないと思い
数年前から週に一度、コーチングを受けています。
毎回テーマを決めて、それについてコーチと話をしながら
自分でも気付いていない自分の考えや能力を引き出していただく手法です。

コーチングを受けながら、自分も少しずつコーチングの技術を学び
どうしたら相手の能力を引き出せるか、やる気を持って仕事に取り組んで
いただけれるかを考えながら、従業員さんの指導を進めています。

自社の強みは。。。と聞かれたら、100以上出てきますが
自分の得意なことはと聞かれたら・・・出てこないですね。
自らを客観的に見ることも大切だと気付きました。
ありがとうございました。感謝します。
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