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2011年10月01日(土)更新

世界一の挑戦に参画!

皆さん、こんにちは!
9月は、忙しさを言い訳に、またまたブログをご無沙汰してしまいました。

さて、このブログでも、何度かご紹介してきましたアルマ計画に
新たな形で、参画することになりました。

アルマ計画とは、南米チリの標高5,000メートルの高地に
約80基の電波望遠鏡を設置し、光の届かない遠い宇宙を探ろうとする
アメリカ、ヨーロッパ、台湾、日本などの国々が共同で進めている一大プロジェクトです。

この望遠鏡が完成すると、現存する望遠鏡の数十倍の感度で
より遠くの星や宇宙空間にただよっている物質の分析ができるそうです。
そうなると、約140億年前に、宇宙が大爆発して生まれたといわれている
ビッグバンの直前の様子まで、探ることができます。

最終的には、生命の起源を研究することもできるかもしれません。

当社では、3年ほど前から、国立天文台から、電波望遠鏡の
電波受信装置の数点の部品を製造し、納品をしてきました。
この間、培った信頼のもと、昨年3月からは、受信装置の中でも
最も重要なパーツの一つであるミラーブロックの加工ご依頼をいただきました。

ところが、世界最高性能を求めるアルマ電波望遠鏡の主要部品だけに
部品の要求精度は非常に高く、今まで経験したことのない難しい加工となりました。

ご依頼を受けてから、4回の試作を重ね
ご担当者といろいろとご相談しながら、試行錯誤を重ねました。
新しいものを開発する時に必要なのは、ひらめきではなく、折れない心だ言いますが
私の言うとおり挑戦し続けてくれた社員さんと諦めず依頼し続けていただいたご担当者には
本当に感謝しております。ありがとうございます。

モノづくりを仕事にするようになってから、もうすぐ30年になりますが
同じものを作ることに、一年半に渡り、挑戦し続けた経験は初めての経験です。
でも、これでまた一段ステージをクリアできたような充実感を感じています。

でも、ほっとしている時間はありません。
次なる、わくわくするようなご依頼をいただき、先月から新たなチャレンジを始めました。
やっぱり、モノづくりはやめられませんね。

 アルミの超精密サプライズ加工のことなら、蒲郡製作所へ!










国立天文台提供
 

2011年09月03日(土)更新

衛星パーツ部品作りもアイデアが大切?

皆さん、こんにちは!

昨年の暮れから、名古屋大学のご依頼で
2013年に打ち上げ予定のX線天文衛星「ASTROーH」
部品製作の御手伝いをしています。

今回製作している衛星は、X線天文学の分野で
世界最高の性能を持つ宇宙X線天文衛星になる予定です。
この衛星には、たくさんの世界初の技術が使われています。

そのためには、我々モノづくり屋に対しても
過去に経験したことのないような加工技術が求められます。

とはいっても、最新鋭の工作機械と測定技術を使い
何とかできるものから、今回ご紹介するように
ちょっとした工夫しただけで作れるものもあります。

写真ではわかりにくいですが
これは、0.3mmの鉛の板をドーナッツ型に切り抜いて
3か所にφ3.5mmの穴をあける作業です。

ホームセンタに売っている簡単に円形に切り出せる
特殊なカッターナイフと皮に穴をあける際に使用する
打ち抜き用のポンチを使い、製作しました。
今回は、私が考えたのではなく、大学の技師の方に教えていただきました。

先端のモノづくりでは、常に新しいことへのチャレンジが求められます。
こうしたモノづくりの現場でもっとも嫌われることは
やりもしないであきらめることです。

大学の先生は、理論的に物事を考え
理屈に合わないことは、されないのかと思っていましたが
とにかくチャレンジして、困難に立ち向かう姿勢が求められます。

さらに、常に結果を出すことも求められます。
厳しい世界ですが、何とかクリアできた時の喜びは
何にも代えがたいですね。
いつも前向きに挑戦してくれる社員さんに感謝します。

アルミの超精密サプライズ加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!

























2011年08月28日(日)更新

さぁ、みんなで花火をしよう!in宮古

皆さん、こんにちは!

26日から28日にかけて
中小企業家同友会の岡崎地区の有志を中心に
新聞記事をご覧になって、ご賛同いただいた
お二人の先生を加えた総勢20名で、岩手県宮古市に
花火をするために行ってきました。

目的は、一人でも多くの宮古市の子供たちと
地域の皆さんと一緒に、花火を楽しむことです。

26日11時に岡崎をバスで出発し
14時間かけて、東名高速から東北自動車道経由で向かいました。
現地には、13時30分に到着し、休憩後、19時の開始に向けて準備しました。















夕方、花火を点火用のろうそくに、火をつけると
揺らいだほのおが、幻想的な雰囲気を醸し出していました。















18時30分ころから、少しずつ人が集まり始め
開始時間には、約300人ほどの人にご参加いただきました。
天気は、晴れで、風もほとんどない状態でしたので
花火が始まると、会場はけむりだらけ。
けむいなかでも、子供たちは、一生懸命花火に火をつけ
楽しんでくれていたようでした。














数組のご家族とお話をさせていただきましたが
下の写真は、その中で、携帯の写真ではうまく撮れないのでということで
記念撮影をさせていただいた一枚です。素敵な笑顔です。
終わる時には、ちゃんとご挨拶しないままになりましたが
メールアドレス先へご連絡ください。写真をお届けします。















最後は、30発ほどの打ち上げ花火をど~~んと打ち上げです。
今までに見た花火の中で、一番感動的だったなあ。
花火大会は、、皆さんの大歓声の中、無事に終えることができました。

東京からご参加のボランティアの方々、日教組のボランティアの方々
地元宮古市の青年会議所の皆さん、ご協賛頂いた皆さん
そして、当日ご参加いただいた皆様に感謝です。
感動をありがとう!
















2011年08月23日(火)更新

経営品質を少しだけ勉強しました。

皆さん、こんにちは!

昨夜は、いつもお世話になっている
Aさんの社内勉強会にお誘いいただき
経営品質について、少しだけ勉強しました。

講師は、パフォーマンス エクセレンス アソシエイツN
坂本 崇氏でした。

自己紹介された後、いきなりの質問で
私は自社の弱い部分を実感しました。
その質問とは・・・。

善い会社、組織であろうとするために
御社では、どんな考え方をしていますか?
       どんなことに(何に)力を入れていますか?
       さらに、それらをどうやって改善していますか?

当社では、まだまだ改善活動をする際の
いわゆるPDCAがうまく回る仕組みが
できているとは言えません。
まだまだ、いろんな計画が絵に描いた餅であり
立てた計画さえ、全く行わないままになっていることもあります。

一番印象に残ったのは、善い会社にするためには
まず、あるべき姿であるビジョン、あるいは理念を
確立することだと教えていただきました。

そのためにあるべき姿に含むべき
4つの要素は、以下の4つだそうです。

一つ目は、お客様本位であること。
お客様から見て、自社がどう思われているのか
どのように御役に立つのかを考えることです。

二つ目は、独自能力を持っていること。
会社として、他社と差別化するために
自社が持つべき、絶対に外せない能力が何かを明確にすることです。

三つ目は、社員重視であること。
実際に、お客様と接するのは、社員の皆さんです。
社員さんが、充実感を持って仕事ができる環境であることが必要です。

最後に、社会との調和です。
自社が、地域社会とどうかかわり
どのように社会貢献していくかが明確になっていることが必要です。

私にとっては、経営品質という考え方は
レベルが高すぎて、難しかったですが
基本となる考え方は、理解できました。

自社の強み、弱みもより明確になりました。
お誘いいただきましたA氏に改めて感謝致します。
ありがとうございました。

アルミの超精密サプライズ加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!

2011年08月19日(金)更新

誤解されてますが・・・。

皆さん、こんにちは!

私とリアルにお付き合いがある方のほとんどが
私が酒好きで、毎晩晩酌をかかせないと思ってみえるようです。

そのわけは・・・。
たまに飲むとハイピッチで、
それほど飲んでもいないのに、ワイワイ騒いでいるために
たくさん飲んだんだろうと皆さんが錯覚されて
あんなに酒が好きなんだから、毎日飲まなきゃいられないだろう
と想像されていることが主因だと分析しています。(笑)

昨夜は、下宿生活で普段家にいない息子と娘と家内で
我が家では、初めてとなる日本酒での酒盛りがありました。
いただいた大吟醸酒を飲みながら
お互いの近況を肴に、楽しいひと時を過ごせました。

たまには、こうして家族で飲むのも、いいですね。


















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