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2008年09月17日(水)更新

シェア90%以上の分野がたくさん!

皆さん、こんにちは!

先週のことですが、愛知工研協会と愛知県鉄工連合会で
企画いただいた超優良企業である浜松ホトニクス株式会社の
工場見学に参加しました。総勢30名ほど方々とご一緒しました。

浜松ホトニクス㈱様は、いろいろな分野で
モノづくりに携わる私たちの間では、以前から有名な企業です。
中でも、初代社長で、世界で始めて、テレビジョンを開発した故高柳健次郎さんと
ノーベル賞を受賞された小柴博士が実験に用いた宇宙線測定装置である
スーパーカミオカンデに11,200本使われている光電子倍増管を
納品したことは皆さんも聞かれたことがあると思います。

工場内を見学する前に、会社の沿革をご説明いただきました。
現在の年間売上高は、980億円、15%~20%の経常利益を出されています。
どうしてこんなに高収益なんだろうと疑問に思いましたが、
その疑問はまもなく解決しました。

浜松ホトニクス㈱様では、先のお話しました光電子増倍管を始め
人ゲノムの解明に不可欠なDNA解析装置
金属中の含有元素を調べるICP発光分光分析装置
今話題のガン検診用のPET-CTに使われるセンサー
X線胸部マンモグラフィ、X線ーCT
車のセンサー(一台に数百個仕様されている)
レーザー光利用による植物工場
などなど・・・、あらゆる分野で、しかもかなり特殊な分野でのシェアが
90%を超えているというお話を、2時間ほどの見学中に、幾度と無く伺いました。
とにかく光に関する分野に特化しています。

製品の開発能力は言うまでもないですが
生産システムも徹底しています。
多品種少量の特殊なものは、自社内の熟練技術者が受け持ち
その作業者の育成には、長期間の社内教育が実施されているそうです。
それに比べ、一般の量産品は、できる限り社内生産はせず
協力先に委託して、生産しているそうです。
そこで働く作業者は、決められたことをきちんとできるように訓練され
1週間で、仕事を覚え、一人前になるようなシステムになっています。
行う作業により、ここまでしっかりと区別されていることが印象に残りました。

いつか、追い越したい企業さんでした。(笑)
おっと、その前に追いつかなくちゃ・・・。

 アルミの高精度部品加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!

 スーパーカミオカンデに使われている20インチ光電子増倍管
 光電子増倍管

2008年09月11日(木)更新

怪しい人には共通点が・・・

皆さん、こんにちは!
昨日に引き続き、今日も連続で、学生さんの質問にお答えします。

さかえやのニイホさんほどのインパクトはありませんが
似たような話があるものだと思い、投稿します。

<質問>
経営者になってからの...「珍事件」を教えてください。

(明治大学商学部 大石絵美莉さん)


当社では、10年前からインターネットを使った
企業間取引きを始めております。
当社の仕事は、お客様から製品の図面をいただき
それに従って、製品を作成してお納めすることが仕事です。

インターネットを介しての取引きでは
一度も代金を踏み倒されたことはありません。
ありませんが、踏み倒されかけたことが一度あります。

数年前のことですが
ホームページをご覧頂いたとのことで
あるオーディオメーカーの方がご来社されました。
機器に使う部品で、最初に依頼いただいた金額は50万円ほどでした。

2週間ほどして、製品を引き取りにみえたのですが
ズボンの後ろポケットから皮財布を取り出し
50枚の一万円札をキャッシュでお支払いいただきました。

その後も、数度30万円、50万円とお支払いいただき
継続したお取引をいただける優良顧客となりつつあったある日・・・。

いつものように、製品を引き取りにみえたのですが
今日は持ち合わせがないから、3万円だけ置いていき
後はすぐに振り込んでいただけるからとのことでした。

しかし、その後はぱったりと現れなくなりました。
振り込みもないままです。
お店はわかっていましたので、何度か伺いましたが
自宅を改造して店舗にされていたため、いつも奥様が出てみえました。

「今日は、沖縄にでかけています。」
「今は、ハワイに行ってて・・。しばらく帰ってきません。」
ほんとうなのかぁ?

申し遅れましたが、この会社、インターネットで知り合ったものの
場所は隣町にありました。
世界を相手に商売しようとしているのに、
隣町の人に代金を踏み倒されるわけにはいきません。

毎度、申し訳なさそうに応対する奥様とお会いすること16ヶ月・・・。
やっと代金は、当社口座に振り込まれました。
16ヶ月、諦めず通い続けた私の執念が珍現象かもしれませんね。
当社では、白菜にならずに済みました。(笑)

怪しい人は、後で考えると何となくあやしいです。
調子の良い人には、気をつけましょう!

2008年09月10日(水)更新

ホントに厳しいでしょ!

皆さん、こんにちは!
今日は、法政大学の寺田さんのご質問にお答えします。

<質問>
最近もらった"厳しい言葉"は何ですか?

(法政大学経営学部4年 寺田恵也さん)


最近というわけでなく
定期的に周りの皆さんからいただく言葉をご紹介します。

「あんた!最近ちょっといい気になってない?
   ひとりで頑張ってるつもりかもしれんけど
        まわりがぜんぜん見えてないで!」
「社長は、すぐに”やります!”って安請け合いするけど
   お客様との約束は守っても、
      社員との約束は忘れることが多いんじゃないの?」
「いろいろ興味があることはわかるけど
   もう少しやることを決めて、ひとつひとつクリアしていかなくちゃ。」
「社長は、変わったけど、現場はほとんど変わってないで。
   現場を変える努力をしないと、立派な計画も絵に描いた餅だね。」

とまあ、こんな具合です。誰に言われてるかは伏せますが(笑)
こうしてアドバイスしてくれる周りの人たちには大変感謝しています。
まだまだ、私の努力が足りません。
社長だなんて言ってもらえるのは、すべては社員さんたちのおかげ。
仕事に全力が出せるのは、家庭を守ってくれている家内や家族のおかげ。

今の会社があるのは
いつも暖かく見守ってくださっている縁者の皆さんのおかげです。

感謝します。
ありがとうございます。
ひとつずつ改善することで、
ひとつずつ前進できたら幸せです。

昨年9月から「反省・改善ノート」を書き始めました。
やっと一年を迎えました。
途中途切れ途切れですが、続いています。
一年の反省を振り返ると、少しも進歩がありません。
明日から、顔晴ります!

アルミの高精度部品加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!

反省・改善ノート

2008年09月01日(月)更新

立つ鳥後を濁さず・・・

皆さん、こんにちは!

今日は、素敵なお話のご紹介です。
当社では、昨年秋より、O社様とのお取引を始めました。
きっかけは、私がO社の社長様とある会でご一緒するようになり
その際に、当社がアルミの高精度加工が得意なことを
ご紹介させていただいたことがきっかけで
その後、お仕事をいただけるようになりました。

お取引スタート時から、当社の担当になっていただいたのがIさんです。
そしてそのIさん(男性)から仕事の指導を受けながら
Iさんと一緒に当社のご担当になっていただいたのがMさん(女性)です。

おふたりともいつも元気で、礼儀正しく、
仕事にはいつも全力投球で、頑張ってみえました。

ところが、先々月の終わり頃、Mさんが近々退社されると伺いました。
寿退社なので、喜ぶべきことなのですが、折角お知り合いになり
慣れてきたところでしたので、お別れするのはとても残念に思っていました。

8月のお盆前のある日、Mさんが突然来社され
「明日が最後の出社です。」とご挨拶にみえました。
短い期間でしたが、いろいろとお世話になったお礼を申し上げました。

その時は、わざわざ挨拶にみえるなんて
きちんとされているなと位にしか思っていませんでしたが
今日は仕事の用事でIさんが来社され
Mさんが退社時のお話を詳しく伺いました。

Mさんは、上司に言われたわけでもなく
ご自分の意思で、辞める二日間をかけ、
近場で一度でもかかわったお客様や協力先様を回られ、挨拶されたそうです。

「立つ鳥後を濁さず」と言いますが、去り際に整理して去るのみならず
こうして後に繋がる営業をし、会社を去られたMさんのお話を伺い
すばらしいことだと感銘を受けました。
社長様のご指導、会社の風土、職場の皆さんの雰囲気・・・。
すべてが良い方向へ向いて、ご自身が日々努力されてみえた結果だと思います。

当社もこんな出会いと別れが繰り返されるような
素敵な会社にしていきたいとの想いを新たにしました。
Mさん、お幸せに・・・。

2008年09月01日(月)更新

久々のボウリング大会・・・

皆さん、こんにちは!

昨日は、地元、蒲郡鉄工会青年部会のボウリング大会に参加しました。

鉄工会青年部会という会は
地元の町工場の二代目、三代目の42歳までの
若手経営者もしくは後継者が入会する会です。

私はすでに42歳を超えていますし
もう、青年という歳ではないですが
十数年前、私がこの会の会長を務めた際に
この業界では、新規開業される町工場がほとんどないことや
鉄工会の会員自体も、後継者不足や高齢化で毎年数社が退会している
状況を踏まえ、50歳までの準会員という資格を新設し
会員の減少を防ごうと考えたため、辞めるに辞めれず
まだ留まっている次第です。

青年部会では、年に数回の行事を実施しています。
講師をお呼びしての講師例会や勉強会をはじめ
家族参加型のイベントも開催しています。

昨日は、家族参加でのボウリング大会でした。
総勢50名ほどで、ひとり2ゲームずつプレーしました。
私にとっては、5年ぶりのボウリングだったので
1ゲームを終えた頃には、もう限界。。。
2ゲームトータルで268点でした。

ボウリングといえば、思い出すのは亡くなった父のこと。
私が小学生、中学生の頃は、家族で旅行に行くような
金銭的な余裕も無ければ、両親も忙しく働き
どこかへ遊びに行った記憶もほとんどありません。

とはいえ、父は当時大流行したボウリングが好きで
蒲郡市にボウリング協会を作ってしまったほど熱中していました。
ですから、遊園地には連れて行ってもらえませんでしたが
ボウリング場にだけは連れて行ってもらいました。

ボウリングというスポーツは、簡単なスポーツですが
それなりのルールがあります。
もっとも大切なマナーは、隣のレーンの方が
少しでも先に投球動作に入った時は
自分は、動作を中断しなくてはいけません。

昨日も、そんな基本的なルールさえ
知らずに投球されている方が多かったようです。

父から教わっていた当時は
遊びのことまで、何でこんなに細かいことをと思いましたが
今になるときちんとしたマナーを教えてもらったことに
感謝し、なつかしく思い出しました。

 アルミの高精度部品加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!

ボウリング
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