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2008年06月22日(日)更新

であいのまちこ

皆さん、こんにちは!

今日は、私がインターネットを
仕事に使おうと思ったきっかけについて
お話しようと思います。

私がインターネットに夢中になったのは、
97年4月から始まったバーチャルモール
”であいのまちこ”に参加したのがきっかけでした。

”であいのまちこ”は、当時の通産省が進めていた
バーチャルモールの実証実験のひとつとして、
このサイトの運営もされているNTTデータさんが取り組まれていた
数億円をかけた一大プロジェクトです。

3Dの仮想空間に、
自分の好きなアバター(化身)を選んで入っていくと
いろいろなエリアがあり、
きれいな街並ができていました。
もちろん、たくさんのお店が並んでいましたが
当時はまだ、インターネットで買い物をする習慣が無く
このプロジェクト自体の成果に関してはわかりません。(笑)

まちこには、数十人が一度にチャットできるエリアチャットや
特定の人のアバターをクリックすると
一対一でのシングルチャットができる
優れたチャットシステムも完備されており
今、話題になっているセカンドライフそのものでした。

当時私は40歳手前でしたが、
毎日、全国の方々と深夜までチャットを続け、
半年ほど過ぎた頃には、全国に50名ほどの友人ができ、
名古屋でオフラインミーティングを開催したり
地元の名産品を交換したりもしました。

蒲郡の名産品は、みかんとえびせんべいです。
水戸の納豆や地酒
鳥取からは梨
大阪からは逆さみたらし団子
(団子のたれがおまんじゅうの中に入ったもの)
などなど、いろいろなものを物々交換したわけです。

当時は、私の子供たちがちょうど七五三の頃で
親ばか丸出しの家族紹介のホームページを立ち上げて
お参りの様子やスキー旅行の様子などをアップして
インターネット仲間に紹介していました。

ある時、
パソコンを操作し、
サイトの更新をしている私の肩越しに
今は亡き父がふといった一言が
その後の当社の運命を大きく変えたのです。

「おまえ、そんなことができるんだったら、会社の宣伝もしたらどうだ!」

全国に50人もの友人ができた!
いろいろな地域の名産品も交換できる!
パソコンの操作もオンラインで、教えてもらえる!

インターネットは
使えるツールだとは思っていましたが

当時、私の頭の中には、
インターネットを仕事に使おう
という考えは全くありませんでした。

父の一言がなかったら・・・。

そう思うと、感謝すると同時に
今でも、お釈迦様の手のひらを飛び回る
孫悟空の気持ちです。(^^)

 アルミの超精密サプライズ加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!

給排気バルブ1

2008年06月21日(土)更新

当社の経営理念・時代の夢をかたちにする!

皆さん、こんにちは!

今日は、下記の今週のお題に対し、回答させていただきます。

■経営理念をお聞かせください!■

以前、お聞きした「社是・社訓」にも通じますが、
意外にも「経営理念」はストレートにお聞きしてきませんでした。
 
とくに、新規加入の会員さんには、
自社のご紹介を兼ねて綴っていただけましたら幸いです


先日の自己紹介でも、お話しましたとおり
当社は、私の父、昌年が昭和29年7月に創業した会社です。
創業以来、光学機器⇒計測機器⇒医療機器⇒OA機器⇒半導体関連機器
  ⇒光通信機器⇒燃料電池関連機器と次第にお客様を増やし、
お客様は時代と共に変化してきましたが、
一貫して、精密部品加工の製造を通して、社会に貢献してきました。

【経営理念】
 「精密部品加工分野で、社員一丸となって創意工夫を心がけ、
  こだわりあるモノづくりを続け、時代の夢をかたちにすることで、
                  社会に貢献できる会社を目指す。」


   一、 私たちは、仕事に対し、常にプライドを持ち、知恵を重んじる
      社風を大切にして、失敗を恐れず、日々前進すること心がけます。
   一、 私たちは、「誠実、感謝、思いやり」の心を持ち、明るく、楽しく
      働ける職場づくりを目指します。
   一、 私たちは、顧客第一主義を徹底し、お客様からのいかなる要求にも
      応えることができるように、最新鋭の工作機械の導入及び加工技術
      の習得を続けます。
   一、 私たちは、”鶏口牛後”の精神を持ち、品質・加工技術において、他
      社との差別化を図り、小さくてもキラリと光る会社づくりを目指し
      ます。
   一、 私たちは、社業を継続することで、地域社会の活性化を目指し、会
      社を取り巻く仲間、地域の人々と共に、幸福な人生を歩めるよう、
      輝く未来を創造します。

経営理念とは、自社の存在意義を明確に示したもので、
これさえ、きちんと決まっていたら
極端に言って、誰が社長になろうと、
その会社の軸がぶれないほどのものであることが理想だと考えています。

しかしながら、当社の理念は
私が4年前に愛知中小企業家同友会に入会してから
ご指導いただいて、作成したものです。

ですから、創業者が作ったものではありません。
言い方を変えると、
私が考え、私の想いがストレートに反映されたものなのです。

ただし、現状では、私を含め、社員のみんなが納得している理念ではなく
これから、どんどんと当社の存在意義を明確に示したものに
仕上げていかなくてはと思っています。

伸びる企業は、経営理念が明確になっており、
各部門の目標は毎日朝礼で唱和され、
ベクトルあわせができており、
進むべき道が明確になっています。

一人ひとりの社員を、
長さ(能力・やる気)と方向性を持ったベクトルと考えると
個々の力は小さくても、同じ方向に向けば、会社は伸びるはずです。

逆に、伸び悩んでいる企業は、
社長は、自分ひとりで努力しているつもりでいても
社員の力は、各自ばらばらな方向に向いているため、
分散してしまい、効果がでません。
結果として業績も伸びないのです。

いくら一生懸命に汗をかいて働いても、
間違った方向を向いていたら会社は伸びません。

従業員の皆さんが、力を合わせて、
組織としての力を発揮し、
1+1=5にも10にもなるような
そんな会社づくりを目指しています!

 アルミの高精度部品加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!

 精密部品加工が好きだ★10年後にはオンリーOne!

フライス高精度品

2008年06月20日(金)更新

もしかして、シンクロニシティ?!

皆さん、こんにちは!

この経営者会報ブログを始めさせていただいて、
やっと1週間が経とうとしています。

トップページでの”ブログPickUp”でご紹介いただき、
折角の機会ですから、もっと自分や自社をPRするため、
自己紹介をしなくてはと思っていました。

すると、昨日株式会社創の村上肇さんに、
すばらしいトラックバックをいただきました。
グッド、タイミング!

「【動画で絆ぐ笑顔】超精密サプライズ加工!~㈱蒲郡製作所(愛知県)」

これぞ、シンクロニシティだ!と感じました。
会いたいなと思っていた人に、街で偶然お会いした・・
電話をしようとしていたら、タイミングよく相手から電話をいただいた・・
そんな経験はありませんか?

”シンクロニシティ”
不思議な偶然
意味ある偶然の一致
天使からの贈り物とも言われているようです。

このビデオは、以前当社を取材いただき、
テーマ別にわかりやすく編集頂いたものです。
この動画は、㈱創様の事例紹介のページにも同じものを
ご紹介いただいております。

私は、ここ一月間、メールの電子署名に、
動画紹介のページのURLを明記して、
メール配信しておりました。

すると、友人やお客様から、たくさんのご意見、ご感想を
いただきました。

「意外と若く見えるじゃん。」
「まじめにしゃべってるねぇ。」
「わかりやすいねぇ。あんたが何を考えてるのか、よくわかったよ。」
「けっこう、いいよ!おれも頼もうかな?」

なかには、
「インターネット上での、こんな素敵な動画の新しい使い方があるんですね。」
とのご意見も頂きました。

今回の取材は、インタビュアーの村上さんと私が
向かい合わせに椅子に座り、
村上さんがカメラを構えながら進められました。

今更ですが、村上さんご自身の話術
話をうまく聞き出すテクニックは抜群です。
私のような、話ベタの者からも、
きちんと要点を捉えた話を引き出し、
うまく纏めていただいております。

もちろん、私と村上さんが既知の間柄であったことが
今回すばらしいビデオを作っていただいた主因だと思います。
ここでも、村上さんとのご縁を感じ、
感謝の気持ちでいっぱいです。

村上さん、ありがとうございました。
薄板加工品

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 精密部品加工が大好きだ★10年後にはオンリーOne!


2008年06月17日(火)更新

ただ今、企画を応援中!

皆さん、こんにちは!

昨日のブログで、三元ラセン管工業㈱の高嶋さんがご紹介されていました
「ベストセラーを書こう!プロジェクト」について、
私もお話させていただきます。

この企画は、簡単にご説明しますと、
一般の方から広く企画を募りベストセラーを生み出そう
という試みだそうです。

1次審査を通過し、2次審査に残った企画の中には、

”なぜ銀座のホステスは頭がいいと言われるのか”
”Hより気持ちイイ 脳と体に効くマッサージランニング”
”恋の脳トレ”

など、魅力的なタイトルが並んでいますが、やはり一押しは
私がいつもe製造業の会でお世話になっている井寄奈美さんの
”なにわの損得勘定~社会保険・年金・税金で得する方法”
でしょう!

お知り合いだから、お勧めしていることもちょっとだけありますが、(笑)
紹介の冒頭から、大阪の人間の判断基準は「どっちが得か」と
きっぱり言い切ってしまわれているところがとてもインパクトがあります。
具体的な本の内容としては社会保険、年金、税金の分野で
”知っている人は得をして、知らない人は損をする”お話を
ご紹介いただいています。

今、旬の話題と言えば、年金ですね。
将来の社会保障のために、消費税アップという話もあります。

そんな話も含めて、私たちの「何で?どうして?」を解決してくれる
すばらしい本が執筆されることを期待しています。
経営者としてもこうした知識をきちんと持つことは
とても大切なことだと思います。
ただし、”正しい夫の選び方”という部分は削除ください。
私が二度と結婚できなくなりますから。(笑)
(#あんた、二度目を考えてるんかい!)

井寄さんを皆さんで応援しましょう!

2008年06月15日(日)更新

ご縁を大切にする年に!

皆さん、こんにちは!

私にとって、今年一年は、「ご縁を大切にする年」です。
今年だけなの?とおっしゃる方もおみえでしょうが、
今年は特に年頭からそう思いました。
私は、今年で48歳になりました。
ねずみ年、年男です。

なぜ、特別な年なのか、なぜそう思ったのかと問われても、
特別な理由があるような、ないような。(笑)

この年になって、人とのかかわりあいの大切さを痛感し、
ずっとワンマン経営をしてきたことを反省し、
人間ひとりで生きているわけではなく
たくさんの皆さんのおかげで、
これまで生きてこれたことに気づき、
今更ですが、感謝しています。

経営者会報ブログは、設立当初から存じ上げておりました。
一時は、参加しようと思いましたが、
申し込み寸前で止めてしまいました。
この時も、特に参加を取りやめた理由があったわけではありません。
自分では、機が熟していなかったのだと思います。

今年、2月、IT講演会の講師として、鹿児島にお招きいただきました。
遠いし、3日も会社を空けることになります。
どうしようかと迷いましたが、
講演会に参加予定の150名の方々との出会いは、
二度とあるかどうかの良いチャンスです。
今回は、お引き受けすることにしました。

鹿児島へ伺うと決まったと同時期に、数人の方から
「鹿児島に行くのなら、ぜひ知覧の特攻記念館を見てくるといいよ。」
「きっと、この先の人生が変わるから。」とご助言いただきました。

無事講演が終わり、私は、翌日友人にお勧めいただきました
知覧特攻平和会館を見学しました。

太平洋戦争末期、沖縄にアメリカ軍が上陸し、
敗戦色が濃くなっていく中で、
最終兵器として、戦闘機でアメリカ海軍の軍艦に
体当たりするという特攻攻撃が行われました。
知覧にも、この特攻隊が出撃する飛行場があり、
20歳前後の若者が出撃されたそうです。

この記念館は、特攻攻撃を称えるためのものではなく、
史実を後世に正しく伝え、世界の恒久平和のために建てられた施設です。
英語版のパンフレットには、
「Peace MUseum for "kamikaze "Pilots」と書いてありました。

館内には、飛燕、疾風といった当時の戦闘機が
展示物として、真っ先に目に入ってきました。
しかし、メインの展示物は、百人を超える特攻隊員の遺書です。
年は、17歳から20歳前後の若者が多く、
いずれも優秀な選ばれた方々だったそうです。
しかも彼らの多くは、いずれ日本が敗戦国になることを知りながら
自らが特攻しても、結局戦局は変わらないことも知りながら、
お国のためにと、沖縄の海に散っていったのです。

中には、敗戦後の日本の行方を危惧した内容の遺書もありました。
今、平和な時代に生きている私たちですが、
こうした人々の犠牲の上に、今の日本の繁栄があることを
忘れてはいけないと思います。
どの遺書にも、両親や兄弟、親戚の方への感謝のことばと
先立つ不幸をわびる言葉が綴られていました。

さらに、必ず敵艦に体当たりし、轟沈させるから
心配しないようにと書かれていました。

その無念さを思うと、普通に生活できる幸せを
改めて考え直さなければいけません。

記念館を見た後、近くにある鳥浜トメさんの資料館にも行きました。
トメさんは、”特攻の母”と慕われた方です。
当時は冨安食堂というお店を営まれていたそうです。
この記念館には、トメさんの生涯と彼女と特攻隊員との
ふれあった遺品、写真が展示され、真実を伝えることで、
二度とこうした特攻の悲劇が繰り返されないことを祈って作られたそうです。

鳥浜トメさんのことばの中で、特に心に響いたふたつのことばをご紹介します。

 「なぜ生き残ったのか考えなさい。
   何かあなたにしなければならないことがあって、生かされたのだから。」

 「よきことのみを念ぜよ。必ずよき事来る。
   生命よりも大切なものがある。それは徳をつらぬくことである。」


この言葉も、私が年を重ねた今だから理解できる言葉なのかもしれません。
3日間連続で投稿しましたが、
今後は少しずつ力を抜いて、続けようと思います。
よろしくご指導ください。

桜島
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