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2009年06月05日(金)更新

反響の大きさ・・・

皆さん、こんにちは!

今週の火曜日、二日の日に
金星探査衛星の筐体を当社で作るとのの記事が
地元の主な新聞各紙に掲載されたことでの反響は
私の予想をはるかに超えたものになりました。

毎日のように
いろいろなお電話をいただいたり
いろいろなお客様がおみえになったり
いろいろなメディアからの取材要請があったり・・・。

その中で、今日はテレビ局からの取材要請がありました。
まだ決まったわけではありませんが
下準備としていろいろと質問攻めに遭いました。(笑)

「あなたの会社のどんな特徴が買われて参加することになったのですか?」
「人間国宝級の神業を持った職人さんが何人もいるのですか?」
「世界中であなたの会社しか出来ない技術があるのですか?」
「世界初の人工衛星製作に御社が協力することになった決め手は?」
などなど・・・。

来月、入会している愛知中小企業家同友会で
強みをいかして情報発信しようというテーマで
皆さんの前で報告する予定になっています。

そのため、今自社の強みを120ほど紙に書き出してみたのですが・・・。
今日のテレビ局の方の質問に対しは
私の答えは「いません。ありません。特別なことはしてません。」でした。

つまり私どものレベルでは
世界に一つだけのオンリーワン技術は確立できておりません。
長年培ってきた企業風土の上に、技術力や提案力やみんなの知恵を
少しずつ積み上げながら、他社との差別化をしてきたわけです。
夕方テレビを見ている主婦層や高齢者の方々を納得させるだけの
素人受けするインパクトのある強みが
当社にはまだないことを改めて認識させていただきました。

例えばの話ですが・・・
一般の方になじみの無い町工場などの話題を取り上げる場合には
ぐうたらな町工場の親父がいて、一時は経営が傾きかけたが
内助の功でだめな親父の代わりに頑張った奥さんが
新しい新製品を開発し、爆発的なヒットを飛ばした・・・というような
ストーリー性のある話題が好まれるのだそうです。

またひとつ勉強にはなりましたが
そんな役を演じろと言われても、できないでしょうね。(笑)
 
 アルミの高精度部品加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!

2009年06月04日(木)更新

ものづくり中小企業製品開発等支援補助金・・・

皆さん、、こんにちは!

今日は、
平成21年度補正予算の成立によって
新たに追加されたものづくり中小企業製品開発等支援補助金
についての説明会に参加しました。
 
景気刺激策のひとつとして行われる施策です。
内容は、中小企業の試作開発から販路開拓までの事業分野で
原材料費、機械装置費、外注加工費を始め、直接の人件費や
展示会への出展費用、自社従業員の派遣時の宿泊費諸経費を
予算として計上し、全額の三分の二を国が補助してくれます。

補助金の下限は100万円から、上限1億円です。
つまり総予算は、150万円から1億5千万円までの計画が対象です。

補助金の対象となる事業は、中小企業が自ら行うものづくり基盤技術
20分野を活用した新製品、新技術の試作開発と試作開発の成果にかかわる
販路開拓事業となります。

今回の補助金は、新技術開発による試作品開発という点がポイントです。
自社にとって、新たな技術開発課題であることが必須ですが
他社がすでに確立した事業でも
自社にとって革新性があればOKという点では
景気刺激策として少し甘くなっているかもしれません。

事業期間は
交付決定日(8月ごろの予定)から平成22年の3月31日までの
限定です。来期に跨いでの計画は認められませんので注意が必要です。

大切なのは
国民の大切な税金をいただいての研究開発であることを
厳粛に受け止め、思いつきのチャレンジではいけません。
必ず結果を出せるだけの自信がなければ、申請すべきではないと思います。

当社では、ずっと暖めてきた加工にチャレンジしようと思っています。
この装置を使いこなせるようになったら
きっといろいろなことに利用でき、いろいろな新製品が製造できると確信しています。

6月15日から24日が募集期間です。
明日、詳細が経済産業省のサイトから調べることができるそうです。
またひとつ、忙しくなりそうです。

2009年06月03日(水)更新

ありがとうございます!感謝します!

皆さん、こんにちは!

昨日は、たくさんの方々より
激励のお電話、メール、ブログへの投稿をいただき
たくさんパワーをいただきました。

ありがとうございます。
暖かいお言葉、ひとつ一つに感謝しております。

さて、7日の日曜日には
今回のプロジェクトを主宰されてみえます
東京大学へ打ち合わせに出張です。

いよいよ本格的にスタートです。
気持ちを引き締め、全力を尽くします。

アルミの高精度部品加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!

2009年06月01日(月)更新

世界初!!民間で金星探査機打ち上げにチャレンジ!!

皆さん、こんにちは!

本来は、もったいぶって
明日の公開にしようと思っていましたが
真奈美先生に、折角突っ込んでいただきましたので
各誌新聞をすっぱ抜いて、全国初公開させていただきます。
(愛知県内版だと思いますが、朝日新聞・中日新聞・東海日日新聞・
日本経済新聞・東愛知新聞・毎日新聞 以上の明日の朝刊をご覧ください。)

まずは、本日のプレスリリースからの抜粋です。
***************************************************
 2010年5月にJAXA(宇宙航空研究開発機構)がH-ⅡAロケットにより
打ち上げる金星探査機PLANET-Cに相乗りする小型福衛星「深宇宙探査
機UNITEC-1」の熱構造システムと筐体を蒲郡の愛知工科大学が設計し
㈱蒲郡製作所が製作します。
 この小型衛星「UNITEC-1」は、大学宇宙工学コンソーシアムUNISECに
属する約20の大学、国立高等専門学校が開発するもので、地球重力圏や月
を超えて深宇宙空間である金星に向かう軌道を民間団体が目指すことは、世
界初の試みです。
 愛知工科大学の奥山准教授の研究室は、北海道大学、九州大学、津山高専
と共同で熱構造システムの開発を担当しており、UNITEC-1プロジェクトの成功
を左右する大切な部分を㈱蒲郡製作所が製作します。
*****************************************************

というわけで、ありがたいご縁をいただき
従業員数12名の小さな町工場がまたまた大きなプロジェクトに
参画させていただくことになりました。

本日は、蒲郡市役所にて、上記新聞社の方々をお招きし
プレスリリースが行われました。

「お願いします!」
「やりましょう!」
というように二つ返事で実現したことですが
今更のように、責任の重大さを感じます。

でも、モノづくりに携わる者として
その何十倍かのわくわく感を感じています。
いくら技術力があっても
いくらお金を積んでも
いくらお願いしても
こんなチャンスは二度とないと思います。

改めて自分の器を見直し
おごることなく、とはいえ出来る限りの力を出し
世界初のプロジェクトに貢献できれば幸せです。

今回のプロジェクトでは
今までの大掛かりなプロジェクトと違い
いかに安く、いかに性能を落とさずに深宇宙空間まで
飛んでいける衛星が作れるかが問われます。

そのため
当社も設計段階からVA、VE提案をし
いかにしたら精度良く作れるかの提案をする予定です。

また、今回は情報公開に関する規制がほとんどありません。
パーツ製作段階での写真公開もOKをいただいております。
種子島で打ち上げられるまでに
どのような試験をし、どのような工程を踏まえ
衛星が打ち上げられるかも、リアルタイムで報告できます。

皆さんもできるだけ身近に感じていただき
H-ⅡAの打ち上げまで、見守っていただき
応援いただければ幸いです。

今後ともよろしくお願い致します。
下記の写真は当社で製作するパーツです。

 世界初金星探査機

2009年06月01日(月)更新

ご報告は明日に・・・

皆さん、こんにちは!

先日、お話していました世界初のプロジェクトに参加するという話ですが
本日後悔する予定でしたが、都合により明日に延期します。

もったいぶってるわけではありません。
  
 アルミの高精度部品加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!
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