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2010年01月08日(金)更新

一週間が終わり・・・

皆さん、こんにちは!

年が変わり、あっという間に1週間が過ぎました。
ぼやぼやしていると、こんな調子であっという間に一年が終わってしまいそうです。

昨年の終わり、今年の初めは
久しぶりにばたばたと動き回ったという印象があります。
まだまだ、成立した仕事は少ないのですが
確実に仕事の引き合いや新しい取り組みへの依頼や
チャレンジのネタが増えています。
厳しい時代にありがたいことです。

でも、今年前半で、いろいろな仕事をものに出来るかどうかで
ここ数年先の当社の行方が決まってくるように感じています。
今が勝負どころ。今年は大きな変革の年になりそうです。
それも、日本人が考えている倍くらいの速度で
世界では、いろいろなことが変わってきているのだと思います。
それをいち早く正確に捉え、自社としてどう対応していくかを考えねばなりません。

日本の未来は、必ず明るい。
日本のものづくりは必ず復活します。
そのためには、留まっていないで、常に前進すること。
それに加え、努力するだけでなく、社員全員の英知を集結し
みんなで考え、みんなで動くこと。
これができれば、蒲郡製作所はきっと目指している良い会社になれます。

 アルミの超精密サプライズ加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!

2010年01月08日(金)更新

毎日があっという間に・・・

皆さん、こんにちは!

当社は、5日から営業しております。
今日で、4日目なのですが
毎日、来社された方々との商談や見積りなどで
あっという間に一日が過ぎていきます。

忙しいことに感謝です。ありがたいことです。

今月、来月、更には春からはいろいろな新しい案件が続きそうです。
それをきちんとものにできるかどうかで
目先数年の当社の動向が決まってくる大切な一年となります。
気合を入れなおし、気持ちを引き締めていかねばと考えています。

 アルミの超精密サプライズ加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!

2010年01月05日(火)更新

原点に戻って!

皆さん、あけましておめでとうございます。
昨年同様、今年もよろしくお願い致します。

さて、今年は
「原点に戻る!」
ことから始めようと思います。

具体的には
昨年後半から進めていますが
従業員さんや関係者の皆様に
当社の経営理念、方針、計画を再度理解していただくことです。

これは、繰り返しお話し、すり込んでいくしかありません。
それに加えて、行動指針を示して
このように行動して欲しい、行動していこうという内容と
なぜそうするかの理由を従業員の皆さんに発表しました。
まだこれも発表したレベルで、これから少しずつ浸透させていくつもりです。

また、背伸びせず、身の丈にあった計画を立て
当たり前のことを当たり前にこなせるよう
難しいことですが、ひとつずつ実践します。

まずは、昨年やり残した幾つかの計画を実施します。
今年も一年、よろしくお願い致します。

下の写真は、我が家のお雑煮です。
といっても、いたってシンプル!

醤油とかつおベースのだしに
お餅を入れ、かつぶしをかけただけ!
これが意外とおいしいんですよ。

餅

 

2009年12月31日(木)更新

一年間お世話になりました。

皆さん、こんにちは!

私にとっては、過去の経験したことのない
厳しい経営環境下での一年でしたが
何とかこうして大晦日を迎えられたのも
ご縁をいただきました皆さんのおかげと感謝しております。

一年間、お世話になり、ありがとうございました。
来年も、同様によろしくお願い致します。

毎年、年の初めに
その年の大晦日に一年を振り返ったつもりで
どんな一年にしたいかという想いを書き出しました。

大晦日の今日、その内容を読み返しています。

《微細・精密加工技術の確立》
豊橋技術科学大学、OSG㈱、㈱キラ・コーポレーションと共同で
研究を進めてきました微細・精密加工技術の共同研究では
大学のホールをお借りして、現時点までの研究成果を発表することができました。
でも、目指す目標まではまだまだ遠く
年頭に考えていたことの半分も実施できずに終わりました。
来年は、お客様のニーズの掘り起こしも含め、積極的に活動します。

《エコアクション21の認証取得》
今年、年内の取得を目指した環境マネジメントシステム”エコアクション21”ですが
環境マニュアルの作成後の現場の仕組みづくりがうまく進まず
認証取得は来年に持ち越しです。
しかしながら、環境に配慮したものづくりは今後さらにその必要性を増してきます。
来年、前半での認証取得を目指します。

《3S活動の推進》
図面や資料の電子化が進み、ものを探す時間は大幅に短縮しました。
ただし、日々の業務の中で、ものを探す時間は相変わらずかかっており
今まで以上に整理・整頓・清掃を行うことが必要です。

《新たな顧客ニーズを開拓し、新しい顧客を増やす》
数社の新たなお客様は増えたものの
営業努力で、新たに開拓したお客様はまだまだ少なく
来年は、更に自らがお付き合いしたい分野のお客様を開拓できるよう
インターネットの活用や商談会、展示会への参加を実施します。

《健康維持のため、毎日30分ウォーキングを行う》
今年後半、入会していますe製造業の会にランニングクラブができたこともあり
少しずつ歩いたり、軽くランニングしたりするようになりました。
来年は2月に地元で行われます三河湾健康マラソンに参加します。

《世界市場を視野に入れた営業活動を行う》
今年も、中国、インド、東南アジアの経済の成長が目立つ一年でした。
製造業に関して考えると、来年一年も仕事はどんどんと海外へシフトし
現地生産、現地調達が更に進み、国内の仕事は減少すると考えています。
どんなかたちで進めるのが良いかは模索中ですが
何らかの形で、外に目を向け、仕事を探しに出て行く必要性を感じています。

昨年のリーマンショック直後に予想した内容だけに
一年経った今も、やらねばならないことはぶれていないと思います。
決めたことに優先順位をつけ、一つずつ、継続して実行していこうと思います。

来年もよろしくご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。
良いお年をお迎えください。

 アルミの高精度部品加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!

2009年12月23日(水)更新

衛星パーツ納品を終えて・・・

皆さん、こんにちは!

今年6月から半年かけて進めてきました
深宇宙探査機、分かりやすく言えば、人工衛星「UNITEC-1」の
当社担当の部品製造が、先週末に終わり、JAXA様の検査も通って
これでとりあえず、金星まで飛んでいくための第一関門を突破したことになります。

この間、皆さんやマスコミの方からいただいた2つの質問に
お答えしようと思います。

① 「人工衛星のパーツを作った神業を持った職人さんはどなたですか?」

このご質問は、数人のマスコミの方からいただきました。
私の答えは、「当社には、残念ながら、神業を持った職人さんはいません。」
「当社の強みは、全社員の能力を集結した総合力です!」

というわけで、オンリーワンの技術はありませんが
当たり前のことを当たり前にこなし
ものづくり日本の技術者として、当たり前の常識を
共通認識として持っていることが最も大切なことです。

どのパーツのどこが一番大切な部分なのか?
どことどこの直角が保たれていなくてはいけないか?
図面上寸法公差は記載されていなくても、重要な部分は精度良く仕上げることなど
全てを語らずして、良いものが作れることが日本のものづくりの良さだと思います。

② 「なぜ、蒲郡製作所さんは、人工衛星作りに参加できたの?
                    どんな技能や技術があればいいの?」


今回当社が人工衛星を作ることになったのは
愛知工科大学の奥山先生と私が出会ったからです。
このご縁から、衛星作りが始まりました。
「手伝ってもらえませんか?」「やりましょう!」
そんな体育会系のノリで始まったのです。

人工衛星の市場は、今後大きくなるとはいえ
自動車産業のように多くの人が食べていける産業ではありません。
その上、厳しい経済状態の中で、国の予算が削られる中
難易度が高い割には、儲かる仕事ではないと思います。
損得で考えたら、参入しない方が良い分野だと思います。

それでもなお当社が衛星作りを始め、今後も続けていこうとしているのは
衛星作りでは、アポロ計画の時代からずっと
時代の先端技術を駆使したモノづくりが行われており
常にその時のトップレベルの情報を入手できることが最大のメリットです。

この世にないものを考え、生み出していくのですから
常にチャレンジの連続で、わくわくする仕事ができれば幸せですね。
その上、高い志を持った方々が集まり、自然にご縁ができます。

衛星開発では、衛星開発でしか知りえない情報や技術があり
それは開発に係わった人だけが知りうる特権だと思います。
といっても、当社が現時点でそうだと言っているのではありません。
私たちは始めの一歩を踏み出したにすぎません。
スタート地点にも達していない状態です。

衛星パーツ完成の記者会見の際
「なぜ奥山先生が、衛星の重要なパーツである本体とガイドポールを
                      設計製造することになったのですか?」
という質問もありました。

先生のお答えは・・・
「私より優秀な技術者はたくさんいますが
       私は誰よりも衛星作りに対し情熱を持っています!」
そんなお話をされました。
明確な違いを述べることより、先生のこのご発言には、とても熱いものを感じました。


eisei0912
<仮組み立てされた深宇宙探査衛星UNITEC-1> 
 黒く四角い部分は、先日初フライトに成功しましたB-787に多用されています
 CFRP(炭素繊維強化プラスティック)で出来ています。一辺が350mmです。
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