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アルミの超精密サプライズ加工を目指して!お客様に驚きと感動を与えるモノづくりを!!
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2010年06月09日(水)更新
愛知中小企業家同友会景況分析会議に参加・・・
皆さん、こんにちは!
昨夜は、愛知中小企業家同友会景況分析会議に参加しました。
会議は、いつものように
立教大学の山口義行先生にご指導いただきました。
愛知の会員3,000社を対象にしたアンケート調査では
総じて、上昇基調で、経営状態が改善された結果が出ました。
とはいえ、昨年の同時期4月から6月は最も厳しかった時期なので
前年対比で比べての実感がアンケート調査に反映されている影響もあり
実体としては、慎重に分析しなくてはいけないようです。
実際に会議に出席されました30名の会員さんの
自社の現状と業界の今後についての報告では
建設業、サービス業、製造業、情報・流通の各業界とも
3月、4月より若干の下降傾向が見られ
今後3カ月の予測は、自社、業界ともに厳しい見かたをされる方が多かったですね。
どの業界も、まだら模様の回復で
良い企業も悪い企業もあることや
企業の経営状態も良い時、悪い時が短期に繰り返されており
まだまだ本格的な回復ではないという感想を持ちました。
昨日は、菅内閣が発足しました。
新内閣で変わるのでしょうか。
政府や景気頼みでなく、やはり自社が変わらないと
3年後、5年後の自社は、存在しないのではと思います。
山口先生のまとめのお話の中で
5月からの株の下落やヨーロッパの金融不安の影響で
ダウが暴落する中、秋がひとつの経済の大きな局面を迎えるのではとのお話がありました。
ちょっと気になったのが
中小企業憲章成立を成し遂げた鳩山内閣から菅内閣へ変わったことで
中小企業に目を向けてくれる方が閣内にみえないのではという点です。
中小企業の地位向上に向け、戦略的に考えて行かなくてはいけないと
山口先生は話を閉められました。
アルミの超精密サプライズ加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!
昨夜は、愛知中小企業家同友会景況分析会議に参加しました。
会議は、いつものように
立教大学の山口義行先生にご指導いただきました。
愛知の会員3,000社を対象にしたアンケート調査では
総じて、上昇基調で、経営状態が改善された結果が出ました。
とはいえ、昨年の同時期4月から6月は最も厳しかった時期なので
前年対比で比べての実感がアンケート調査に反映されている影響もあり
実体としては、慎重に分析しなくてはいけないようです。
実際に会議に出席されました30名の会員さんの
自社の現状と業界の今後についての報告では
建設業、サービス業、製造業、情報・流通の各業界とも
3月、4月より若干の下降傾向が見られ
今後3カ月の予測は、自社、業界ともに厳しい見かたをされる方が多かったですね。
どの業界も、まだら模様の回復で
良い企業も悪い企業もあることや
企業の経営状態も良い時、悪い時が短期に繰り返されており
まだまだ本格的な回復ではないという感想を持ちました。
昨日は、菅内閣が発足しました。
新内閣で変わるのでしょうか。
政府や景気頼みでなく、やはり自社が変わらないと
3年後、5年後の自社は、存在しないのではと思います。
山口先生のまとめのお話の中で
5月からの株の下落やヨーロッパの金融不安の影響で
ダウが暴落する中、秋がひとつの経済の大きな局面を迎えるのではとのお話がありました。
ちょっと気になったのが
中小企業憲章成立を成し遂げた鳩山内閣から菅内閣へ変わったことで
中小企業に目を向けてくれる方が閣内にみえないのではという点です。
中小企業の地位向上に向け、戦略的に考えて行かなくてはいけないと
山口先生は話を閉められました。
アルミの超精密サプライズ加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!
2010年05月27日(木)更新
unitec-1のその後・・・
皆さん、こんにちは!
先週の21日金曜日に宇宙へ飛び出した
深宇宙探査衛星UNITEC-1のその後についてお話します。
22日には、愛知工科大学へ伺い
UNITEC-1からの電波受信実験に立ち合いました。
愛知工科大学では、諸条件が整わず
はっきりとこれがUNITEC-1からの電波だとわかる信号はキャッチできませんでした。
他の受信基地では、大型のアンテナで高精度な受信装置を持っているところでは
数か所で電波受信に成功したと伺っています。
ちゃんと宇宙へ飛び出して、壊れずに電波を発信したことは確認済みです。
ところが・・・
本日の新聞報道では、UNITEC-1をはじめ
打ち上げられた相乗り衛星のうちの創価大学が打ち上げた”ねがい”以外の衛星が
衛星からの電波を受信できず、行方不明になっているとの記事がありました。
詳しいことはお話できませんが
UNITEC-1は、始めから金星まで飛んでいくことを想定しており
きちんと位置を補足できるよう、事前に準備がしてあるそうですので
心配はいらないと伺っています。早く位置確認ができることを祈っています。
アルミの高精度部品加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!
先週の21日金曜日に宇宙へ飛び出した
深宇宙探査衛星UNITEC-1のその後についてお話します。
22日には、愛知工科大学へ伺い
UNITEC-1からの電波受信実験に立ち合いました。
愛知工科大学では、諸条件が整わず
はっきりとこれがUNITEC-1からの電波だとわかる信号はキャッチできませんでした。
他の受信基地では、大型のアンテナで高精度な受信装置を持っているところでは
数か所で電波受信に成功したと伺っています。
ちゃんと宇宙へ飛び出して、壊れずに電波を発信したことは確認済みです。
ところが・・・
本日の新聞報道では、UNITEC-1をはじめ
打ち上げられた相乗り衛星のうちの創価大学が打ち上げた”ねがい”以外の衛星が
衛星からの電波を受信できず、行方不明になっているとの記事がありました。
詳しいことはお話できませんが
UNITEC-1は、始めから金星まで飛んでいくことを想定しており
きちんと位置を補足できるよう、事前に準備がしてあるそうですので
心配はいらないと伺っています。早く位置確認ができることを祈っています。
アルミの高精度部品加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!
2010年05月27日(木)更新
ALMA計画に参画して・・・
皆さん、こんにちは!
今日は、以前お話したことのある
ALMA計画について、お話します。
ALMAは、アルマと読みます。
最大で80台の巨大なパラボラアンテナを作り
それを南米チリの標高5,000メートルの高地に設置して
目には見えない遠くの星を観測し
未知の物質を探したりや生命の起源を探ったりする
日本(台湾)、北アメリカ、ヨーロッパ、チリの諸国が参加している
世界のビッグプロジェクトです。
そんな夢のようなプロジェクトに
愛知県の社員数12名のまちこうばが参加しています。
日本でのALMA計画は、国立天文台が窓口になっています。
昨日は、このお仕事を紹介していただいているBさんから
今月発売した日経サイエンスに
ALMA計画の記事が掲載されているよとご紹介いただきました。
記事の中には、
ALMA計画の概要の説明や製作時の苦労話が載せられています。
その中で、下記のようなくだりがあります。
「研究スタッフの奮闘も大きいが
ここでものを言うのは日本のものづくりの底力。
「小さな町工場が難しいけれど何とかやってみましょうと
大手メーカーが引き受けない超高精度の部品加工に挑戦してくれた」
(野口准教授談 日経サイエンス7月号より)
もちろん、当社のことだけを言っていただいているわけではないと思います。
でも、計画に参画しているまちこうばとして
こんなふうに、お客様から少しでも評価いただいたことは
何にも代えがたい喜びです。
この瞬間こそが、仕事をしていてよかったと言える瞬間です。
むちゃくちゃうれしいです。
こうした仕事に参加できること感謝し
すばらしいものづくりをしてくれている社員さんに感謝し
このご縁をいただいたBさn、Yさんに深く感謝します。ありがとうございます。
計画についての詳しいことは
下記天文台サイトをご覧ください。
きれいな写真がいっぱいあります。
国立天文台アルマ計画サイト
今日は、以前お話したことのある
ALMA計画について、お話します。
ALMAは、アルマと読みます。
最大で80台の巨大なパラボラアンテナを作り
それを南米チリの標高5,000メートルの高地に設置して
目には見えない遠くの星を観測し
未知の物質を探したりや生命の起源を探ったりする
日本(台湾)、北アメリカ、ヨーロッパ、チリの諸国が参加している
世界のビッグプロジェクトです。
そんな夢のようなプロジェクトに
愛知県の社員数12名のまちこうばが参加しています。
日本でのALMA計画は、国立天文台が窓口になっています。
昨日は、このお仕事を紹介していただいているBさんから
今月発売した日経サイエンスに
ALMA計画の記事が掲載されているよとご紹介いただきました。
記事の中には、
ALMA計画の概要の説明や製作時の苦労話が載せられています。
その中で、下記のようなくだりがあります。
「研究スタッフの奮闘も大きいが
ここでものを言うのは日本のものづくりの底力。
「小さな町工場が難しいけれど何とかやってみましょうと
大手メーカーが引き受けない超高精度の部品加工に挑戦してくれた」
(野口准教授談 日経サイエンス7月号より)
もちろん、当社のことだけを言っていただいているわけではないと思います。
でも、計画に参画しているまちこうばとして
こんなふうに、お客様から少しでも評価いただいたことは
何にも代えがたい喜びです。
この瞬間こそが、仕事をしていてよかったと言える瞬間です。
むちゃくちゃうれしいです。
こうした仕事に参加できること感謝し
すばらしいものづくりをしてくれている社員さんに感謝し
このご縁をいただいたBさn、Yさんに深く感謝します。ありがとうございます。
計画についての詳しいことは
下記天文台サイトをご覧ください。
きれいな写真がいっぱいあります。
国立天文台アルマ計画サイト
2010年05月21日(金)更新
夢を乗せて金星へ!
皆さん、こんにちは!
本日に打ち上げ延期になっていました
H-ⅡAロケット17号機は、今朝6時58分22秒に予定通り
種子島宇宙センターより打ち上げられました。
その後、次々に搭載されている衛星が切り離され
我々が作った深宇宙探査衛星UNITEC-1は
打ち上げから40分後、最後に切り離されました。
打ち上げ時の衝撃に耐えられるかどうかが
最大の難関でしたので、それをクリアし、今はほっとしております。
今回のような大きなプロジェクトに参加させていただきましたのは
愛知工科大学の奥山先生のおかげと感謝しております。
また、いろいろな方々から、応援をいただきましたことに
改めて感謝いたします。ありがとうございました。
ミッションとしては、これで終わりではなく
今後いろいろな計画が立案されています。
これからも、いろいろな話題を提供してまいります。
ご期待ください。
まずは、取り急ぎお礼申し上げます。 やったぁ~~!
アルミの超精密サプライズ加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!
本日に打ち上げ延期になっていました
H-ⅡAロケット17号機は、今朝6時58分22秒に予定通り
種子島宇宙センターより打ち上げられました。
その後、次々に搭載されている衛星が切り離され
我々が作った深宇宙探査衛星UNITEC-1は
打ち上げから40分後、最後に切り離されました。
打ち上げ時の衝撃に耐えられるかどうかが
最大の難関でしたので、それをクリアし、今はほっとしております。
今回のような大きなプロジェクトに参加させていただきましたのは
愛知工科大学の奥山先生のおかげと感謝しております。
また、いろいろな方々から、応援をいただきましたことに
改めて感謝いたします。ありがとうございました。
ミッションとしては、これで終わりではなく
今後いろいろな計画が立案されています。
これからも、いろいろな話題を提供してまいります。
ご期待ください。
まずは、取り急ぎお礼申し上げます。 やったぁ~~!
アルミの超精密サプライズ加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!
2010年05月20日(木)更新
愛知中小企業家同友会豊川・蒲郡地区6月例会開催!
皆さん、こんにちは!
一昨日の火曜日に
豊川市にありますビジネスホテルキャッスルイン豊川会議室にて
愛知中小企業家同友会の6月例会が開催されました。
今回は、「まだ漕ぎ出したばかり」~初心に帰り、志高く~と題して
入会して、まだ比較的会歴の浅い3名の方を報告者になっていただき
ご自身の会社のこと、経営体験などについて、熱く語っていただきました。
トップバッターは
株式会社アンデンの安田守一氏です。
アンデンさんは、創業昭和42年で社員数は24名の電気、情報通信設備や
冷暖房、防災設備の設置をおこなっている会社です。
数年のサラリーマン生活の後、自社に入られた安田さんは
入社直後は、ご自分から社員さんとの間に壁を作ってみえたそうですが
その後、これではいけないと反省され、良い会社を作ろう!と一念発起されます。
社内にラウンジを作り、コミュニケーションをとれるよう工夫したり
新卒採用を積極的に行って、会社に新しい風を送り込むようにしたり
社員さんの奥さんの誕生日にご自分のメッセージを添えて、お花をプレゼントしたり
給与明細に、同じようご自分の想いを込めたメッセージを入れたり
現在もいろいろな取り組みをされています。
また、毎朝日記をつけ、一日一日を大切にされているそうです。
新卒の方が入社されてからは、会社の規則についていろいろと聞かれることで
今までのいい加減さを反省し、社員の皆さんのために就業規則の見直しもされました。
昨年度は、同友会の共育研究会に参加され
社員さんと共に育つことを実践された安田さんは
今年は、夏に始まる指針講座にも申し込み
理念、方針、経営計画の作成に取り組まれる予定です。
お二人目は、入会されてからまだ数カ月の
株式会社加藤製作所の根木康徳氏です。
根木さんの会社は、量産モノの精密プレス部品の製造をされていて
特にステンレスの絞り加工を得意とされています。
従業員さんは、100名を超える中堅企業です。
根木さんが同友会に入会された理由は
同友会が今まで経験したいろいろの会と違っていたからだそうです。
会員の皆さんが、自社を良い会社にしようと
経営の勉強に取り組んでいる姿をご覧になり
皆さんが目的を共有し、それに向かって学んでいる姿に共感されたのです。
根木さんは、現在、取締役業務部長という立場で
いずれは経営者となるべく、日々努力されています。
入社以来、「あいつが社長の息子か?」という視線にさらされ
目に見えないプレッシャーをずっと感じてみえるそうです。
部長という立場になったのは最近のことだそうですが
肩書きをいただいたことで、社員の皆さんの見る目が変わったそうです。
今は、自分が動いて、社員さんの信頼を
得なければいけない時期だと位置づけたうえで
強く念じて、努力することで、ご自分の目指す良い会社にしようと考えてみえます。
最後は、愛知自動車株式会社の鈴木良治氏です。
鈴木さんの会社は、大型から軽自動車までいろんな車を販売、整備されています。
創業40周年を迎え、従業員数は25名の会社です。
鈴木さんは大学を卒業後、コンピューターソフト会社に就職されましたが
どんどんといろいろな仕事を任されるようになり
一番忙しい時は、月の残業時間が200時間を超え
過労で、自宅の電話番号が思い出せなくなったり、血尿が出たりしたそうです。
血尿が出るまでがんばってみたいというのは、私の個人的な願いですが
鈴木さんのお話を伺い、私の思っていることの甘さを改めて痛感しました。
その後、転職、結婚と経験され、11年前に自社に戻られたそうです。
当時の会社は、「社長はいるけど、経営にかかわっていない。」状態で
先に入社されていた二人のお兄さんともうまくいかず
みんながばらばらだと感じられたそうです。
一人ひとりが別々のことを考えて、お客様の声に耳を傾けないようでは
会社は分裂してしまうと思った鈴木さんは
想いをことばにすることでみんながひとつになりたいと考えました。
いろいろなセミナーに出て、コンサルタントと契約しましたが
どれもしっくりこなかったそうです。
そして、ある時、同友会の例会に参加されました。
同友会の指針作成の手引きをご覧になった鈴木さんは
ご自分が求めていたのは、これだ!これはすごい!と実感され
すぐに同友会の指針研究会を受講されました。
それも兄弟3人揃っての参加でした。
最初は、反対していた二人のお兄さんを説得し、参加された後は
毎回出される宿題を、3人でその度に建設的な話し合いをし
理念、方針、計画の作成を進めました。
事あるごとにぶつかっていた3人でしたが
話し合ううちに、「何だ、見てた方向が少し違っていただけじゃないか?」とわかりあえたそうです。
すっと目の前の霧が晴れた瞬間だったのでしょう。
今回のお話は、それぞれ20分ちょとの持ち時間でしたが
どの報告者のお話も、再度改めてゆっくりと伺いたいすばらしいい話でした。
とても充実した例会になりました。
お忙しい中、参加いただきました会外のゲストの方も
お一人がその場で、同友会への入会を表明されました。
報告者の方々、運営されたメンバーの方々、参加された皆さまに深く感謝いたします。
ありがとうございました。
次回の例会は
6月15日火曜日の午後6時30分より蒲郡市で開催予定です。
詳細が確定しましたら改めてご連絡致します。
豊川市、蒲郡市の中小企業の経営者、及び次期経営者の方でしたら
どなたでも参加いただけます。ぜひご検討ください。
一昨日の火曜日に
豊川市にありますビジネスホテルキャッスルイン豊川会議室にて
愛知中小企業家同友会の6月例会が開催されました。
今回は、「まだ漕ぎ出したばかり」~初心に帰り、志高く~と題して
入会して、まだ比較的会歴の浅い3名の方を報告者になっていただき
ご自身の会社のこと、経営体験などについて、熱く語っていただきました。
トップバッターは
株式会社アンデンの安田守一氏です。
アンデンさんは、創業昭和42年で社員数は24名の電気、情報通信設備や
冷暖房、防災設備の設置をおこなっている会社です。
数年のサラリーマン生活の後、自社に入られた安田さんは
入社直後は、ご自分から社員さんとの間に壁を作ってみえたそうですが
その後、これではいけないと反省され、良い会社を作ろう!と一念発起されます。
社内にラウンジを作り、コミュニケーションをとれるよう工夫したり
新卒採用を積極的に行って、会社に新しい風を送り込むようにしたり
社員さんの奥さんの誕生日にご自分のメッセージを添えて、お花をプレゼントしたり
給与明細に、同じようご自分の想いを込めたメッセージを入れたり
現在もいろいろな取り組みをされています。
また、毎朝日記をつけ、一日一日を大切にされているそうです。
新卒の方が入社されてからは、会社の規則についていろいろと聞かれることで
今までのいい加減さを反省し、社員の皆さんのために就業規則の見直しもされました。
昨年度は、同友会の共育研究会に参加され
社員さんと共に育つことを実践された安田さんは
今年は、夏に始まる指針講座にも申し込み
理念、方針、経営計画の作成に取り組まれる予定です。
お二人目は、入会されてからまだ数カ月の
株式会社加藤製作所の根木康徳氏です。
根木さんの会社は、量産モノの精密プレス部品の製造をされていて
特にステンレスの絞り加工を得意とされています。
従業員さんは、100名を超える中堅企業です。
根木さんが同友会に入会された理由は
同友会が今まで経験したいろいろの会と違っていたからだそうです。
会員の皆さんが、自社を良い会社にしようと
経営の勉強に取り組んでいる姿をご覧になり
皆さんが目的を共有し、それに向かって学んでいる姿に共感されたのです。
根木さんは、現在、取締役業務部長という立場で
いずれは経営者となるべく、日々努力されています。
入社以来、「あいつが社長の息子か?」という視線にさらされ
目に見えないプレッシャーをずっと感じてみえるそうです。
部長という立場になったのは最近のことだそうですが
肩書きをいただいたことで、社員の皆さんの見る目が変わったそうです。
今は、自分が動いて、社員さんの信頼を
得なければいけない時期だと位置づけたうえで
強く念じて、努力することで、ご自分の目指す良い会社にしようと考えてみえます。
最後は、愛知自動車株式会社の鈴木良治氏です。
鈴木さんの会社は、大型から軽自動車までいろんな車を販売、整備されています。
創業40周年を迎え、従業員数は25名の会社です。
鈴木さんは大学を卒業後、コンピューターソフト会社に就職されましたが
どんどんといろいろな仕事を任されるようになり
一番忙しい時は、月の残業時間が200時間を超え
過労で、自宅の電話番号が思い出せなくなったり、血尿が出たりしたそうです。
血尿が出るまでがんばってみたいというのは、私の個人的な願いですが
鈴木さんのお話を伺い、私の思っていることの甘さを改めて痛感しました。
その後、転職、結婚と経験され、11年前に自社に戻られたそうです。
当時の会社は、「社長はいるけど、経営にかかわっていない。」状態で
先に入社されていた二人のお兄さんともうまくいかず
みんながばらばらだと感じられたそうです。
一人ひとりが別々のことを考えて、お客様の声に耳を傾けないようでは
会社は分裂してしまうと思った鈴木さんは
想いをことばにすることでみんながひとつになりたいと考えました。
いろいろなセミナーに出て、コンサルタントと契約しましたが
どれもしっくりこなかったそうです。
そして、ある時、同友会の例会に参加されました。
同友会の指針作成の手引きをご覧になった鈴木さんは
ご自分が求めていたのは、これだ!これはすごい!と実感され
すぐに同友会の指針研究会を受講されました。
それも兄弟3人揃っての参加でした。
最初は、反対していた二人のお兄さんを説得し、参加された後は
毎回出される宿題を、3人でその度に建設的な話し合いをし
理念、方針、計画の作成を進めました。
事あるごとにぶつかっていた3人でしたが
話し合ううちに、「何だ、見てた方向が少し違っていただけじゃないか?」とわかりあえたそうです。
すっと目の前の霧が晴れた瞬間だったのでしょう。
今回のお話は、それぞれ20分ちょとの持ち時間でしたが
どの報告者のお話も、再度改めてゆっくりと伺いたいすばらしいい話でした。
とても充実した例会になりました。
お忙しい中、参加いただきました会外のゲストの方も
お一人がその場で、同友会への入会を表明されました。
報告者の方々、運営されたメンバーの方々、参加された皆さまに深く感謝いたします。
ありがとうございました。
次回の例会は
6月15日火曜日の午後6時30分より蒲郡市で開催予定です。
詳細が確定しましたら改めてご連絡致します。
豊川市、蒲郡市の中小企業の経営者、及び次期経営者の方でしたら
どなたでも参加いただけます。ぜひご検討ください。
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