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2009年04月08日(水)更新

まずは自分が心を開くことが先でしょ・・・

皆さん、こんにちは!

今日は、コーチングの日でした。
毎週1回、ご指導いただいております。
今日は、”人”に焦点を当てたお話をしました。

まずは、基本的なことですが
何のために会社を経営しているのか。
この答えは、ブレることはありません。
従業員と従業員の家族の生活を維持するため、守るため
幸せな生活を送ることができるようにすることが目的です。

ところが、現状に目を向けると
従業員削減とか、給与の減額とか、到底従業員さんとしては
受け入れられない難題ばかりが持ち上がっています。

そのような厳しい環境下
当社では、仕事が半減した場合には
人数を半分にするのではなく、全員でワークシェアしながら
全員で生き抜くことを選択しました。
そのためには、時には、給与の減額をせざるを得ない
場面がやってくることも想定しています。

従業員の幸せを実現するために経営しているにもかかわらず
こんなことで、会社を経営していると言えるのでしょうか。
いつも前向きで、会社を継続するとの強い意志を持っているのが
経営者本来の姿ですが、正直きつい時もあります。

このような状況下で一番怖いことは・・・
従業員の皆さんの仕事に対するモチベーションが低下することです。
不況を乗り切る最大の力は、このやる気です。

何を決め、何を実行することが
その時のベストな選択かは難しい問題ですが
私は、いつでも従業員とその家族の幸せを願っています。

でも、いつしか、社長と従業員さんの間には
深い溝ができてしまっているのです。
溝を埋めるためには
まずは自分から心を開くことが大切だと気付かせていただきました。
きつい時はきつい、厳しいときは厳しいと伝えることも必要ですね。
何をすべきかは、話し合いの中から見えてくるのだと思います。