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2009年12月02日(水)更新

「東三河医工連携フォーラム2009」を聴講

皆さん、こんにちは!

昨日は、豊橋商工会議所で行われました
第二回東三河医工連携フォーラム2009が開催され
途中からの参加でしたが、介護機器や医療機器のお話を伺いました。

パワーアシストといって人の動きを補助する道具や
入浴用の介護リフトの開発事例を伺ったり
医療機器を製品化するために必要な薬事法についてのお話があり
たいへん興味深く拝聴しました。

中でも一番元気をいただいたのは
株式会社テルモの上席主任研究員三澤さんの
「医療機器産業の現状と将来」と題したお話でした。

まずは、医療機器の進歩の歴史についてお話いただきました。
驚いたのは、人工腎臓が世界で最初にできたのが1943年
心臓のペースメーカーができたのは、1957年なのだそうで
私が生まれる前から、そういった医療機器が世の中にあったとは知りませんでした。

これからの医療機器産業の動向については
現在、高齢化が顕著な日本ですが
今はそれほどでもない中国や韓国、インドといった国々も
今後20年で日本を上回る勢いで高齢化社会になくなるのだそうです。

そうなれば、”早く、質が高く、リーズナブルな医療サービス”を受けたいという
世界の需要は増大し、大きな市場となることは間違いありません。

今後、世界に向けて開発し、発信するものがあれば
自社製品が医療機器分野でのグローバルスタンダードとなる
絶好のチャンスと言えます。

また、日本は国策としても医療に注力しており
今後成長する産業のひとつです。
とはいえ、言うのは簡単ですが、医療機器開発には、短くても10年
長いものでは数十年の年月がかかり、中小企業ではとてもできません。

ではどうすればよいのでしょう。
製品開発することを考えるのではなく
中小企業は、医療機器メーカーの部材供給業者として
高い技術力、提案力を身につけ
高付加価値の部品を提供すればよいのです。
聞けば聞くほど、当社にはもってこいの市場ではないかと感じました。

三澤さんのお話では
体内に埋め込むカテーテルやペースメーカー、人工心肺などのパーツを依頼すると
「医療機器に使うなら、リスクが大きいから作りたくない!」
と言われることがあるそうです。
そんな時にはぜひ、蒲郡製作所をご指名ください!(笑)
きっとお役に立てるはずです。

 アルミの高精度部品加工のことなら、蒲郡製作所へ!!!
 
 ちなみにチタンも加工します!