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2009年11月21日(土)更新

経営理念の大切さ

皆さん、こんにちは!

私が所属しています異業種交流会である
中小企業家同友会では
従業員と共に育つ経営を目指しています。

同友会では、このことを”共育”と言います。
愛知中小企業家同友会では
年に一度、共育研究会と題して
従業員と経営者が一緒に理念を共有し
ベクトルを合わせて、経営ができるように勉強会を開いています。

今月の共育研究会では
会員メンバー企業の従業員さんに
「生きがい、働きがいと中小企業」と題して
発表いただくことになり、事前にお話を伺ってきました。

彼は、営業関連のお仕事をされている次長さんです。
5年前に、同業他社から転職されました。

入社のきっかけは
インターネットのホームページで見た会社の経営理念だったそうです。
「こんな素敵な理念を掲げた会社で働きたい!」
そう感じた彼は、求人はしていないという声にもめげず
社長に直に談判し、雇っていただいたのだそうです。

「立派な理念を掲げた会社はたくさんありますが
 社長に直接お会いして、人となりを知って、本物だと確信しました。」
ともおっしゃっていました。

理念に基づいた経営ができるかどうかは
経営幹部が社長の掲げた理念を理解し
共有できているかどうかだと教えていただきました。

幹部のひとりでも、「その程度でいいよ。」といった甘い考えを持ち
部下にそうした発言をすれば、理念は薄っぺらなものになってしまいます。
当たり前のことを当たり前にこなせる風土を作るためには
みんなで守る事を決め、決めた事をきちんと守ることから始める事が大切です。

「この会社に入社して
毎日、生きがい、働きがいを感じて幸せです。」
彼は、そうおっしゃっていました。
「毎日、会社に、周りのみんなに感謝しています。」
ひとりでも、そんなことを言ってくれる社員さんが育ってくれたら・・・。

この会社の素敵な理念をご覧ください。
 スギ製菓株式会社