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2008年11月15日(土)更新

中小企業IT経営力大賞指標調査

皆さん、こんにちは!

先日、応募しました中小企業IT経営力大賞に関して
約50に及ぶIT経営指標に関する項目に関して
ヒアリングで確認調査に来ていただきました。

来ていただいたのは
ITコーディネータのM氏です。

IT経営力指標の評価票は
4段階で、点数化するようになっていて
質問の内容に対し、最高レベルに達していれば4点
まだまだ始めたばかりの内容なら1点と採点されます。

合計点が何点あるかということより
こうしていろいろな指標に対し
自社のレベルがどの程度なのかを
客観的に評価していただくことに大きな意味があります。

最初のうちは、指標に基づいて質問を受けていましたが
途中からは、ITに関する雑談で盛り上がり
かなり横道に逸れてしまった感があります。(笑)

今年の評価内容を伺っていて感じたのは
理想の企業像に対して
どのレベルまで到達しているかを評価いただいたわけですが、
基準が少し大企業よりになっているのではと感じました。

本来は、従業員数数十人の小規模な企業が
ITをより効率的に使いこなせるように
お手本となるモデル企業を選び
事例を紹介することで、活性化を図ることが目的だと理解しています。

少ない投資で、大きな効果を上げてみえる事例を
たくさん紹介いただけると、より身近に感じ、即実践ができそうな気がします。

Mさん、今回は、いろいろなご意見をいただき
ありがとうございました。

今後の活動に生かしていきたいと思います。
 
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2008年11月15日(土)更新

JIMTOF2008と愛知の現状

皆さん、こんにちは!
ずいぶんとご無沙汰しております。

少し前のことですが、11月の1日、2日、4日と
東京ビッグサイトで開催されました
第24回日本国際工作機械見本市に視察に行って来ました。
二年に一度の工作機械と関連工具などの展示会です。
業界では、一番のビッグイベントです。

急降下した景気の中、空いているのかなと思いきや
土曜日、日曜日の会場は、溢れんばかりの人、人、人でした。
たくさんの来場者を見て、思ったほど悪くないのかと安心した矢先
工作機械メーカーの営業マンに聞いた話は、かなり厳しいものでした。

来場者は、多いものの、今までのような商談成立は
到底見込めないとのこと。
さらに、外国からの来場者も減っているとのことでした。

工作機械に関しては、今年初めから、内需は冷えつつありましたが
中国の建機需要の拡大から、建設用機械を作るための大型機械が
かなりの勢いで売れていたそうです。それも、そろそろなくなるそうです。

景気の話はこれくらいにして、本題に入ります。

今回の見本市では、工作機械は前回同様に
5軸マシニングセンタと複合ターニング旋盤に関しては
操作性能の向上と加工精度の向上を謳ったものが多かったように感じました。
特に、プログラムの干渉チェック機能やオンラインでの管理機能などが
更に充実して使いやすくなっています。

私が一番関心があったのは、微細加工用の工具です。
具体的には、エンドミル、ドリルといったものですが
標準在庫品で、φ0.02MMの製品を揃えていて
価格も特注で作らなければならなかった昨年と比べると
5分の1ほどになり、入手しやすくなっていました。

ある工具メーカーのブースで伺った話では
2年ほど前までは、特殊とされていたφ0.05MMの穴あけ加工は
今では、できて当たり前の技術で、すでに価格競争の波にのまれ
加工賃もかなり安くなってきているそうです。

最初に技術確立した人は先行者利益が望めるわけですが
こう早く競合他社が現れて、技術が陳腐化してしまうようでは
何に投資すればよいか、さらに慎重に調べる必要がありそうです。

価格から価値への時代になり
今までより一層、ない頭を絞って、知恵をださなくてはと思います。

続いて、愛知県の町工場の現状報告ですが
当社のある蒲郡は、愛知県の東、「東三河地方」に属します。
東三河の町工場では、状況が厳しいところで仕事が5割減
まずまずのところでも、夏場の3割減が当たり前になっています。
このままでは、週休3日も検討せねばとおっしゃってみえました。

今までは、自動車産業の悪化が顕著でしたが
次第に、関連する繊維業界、観光業界、サービス業界と全業種に飛び火し、
全業種下降気味といったところです。

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